もくじ
hcg注射による産み分け方法とは？なぜ産み分けにhcg注射が使えるの？
hcg注射は排卵日をコントロール出来るから、産み分け確率を上げやすくなるんですね。
「産み分け」とは、生まれてくる赤ちゃんの性別が希望通りになるように、性交時に様々な方法を行うことです。
赤ちゃんの性別を決めるのは、卵子と受精した精子が持っている一つの性染色体です。
性染色体はＸとＹの2種類があり、卵子が持っているのはＸ染色体と決まっています。
精子は、男の子になるＹ染色体か、女の子になるＸ染色体のどちらかを持っています。赤ちゃんは、母親、父親の両方から、性染色体を一つずつもらいます。
受精によって性染色体が「ＸＹ」となれば赤ちゃんは男の子になり、「ＸＸ」となれば女の子になります。
どちらの性別になるかは単純に考えると50%の確率ですが、希望の性別になる確率を出来るだけ上げたいという人もいます。
科学的には、体外受精で受精卵の着床前診断を用いれば、性別を知ることは可能ですが、性別の希望のためにそれを行うことは、倫理面などの理由から日本では禁止されています。認められているのは、重篤な遺伝性の疾患がある場合のみとなっています。
hcg注射で排卵日をコントロールして産み分け確率を上げる
それぞれの性染色体をもつ精子には、寿命や、酸性度に対する強さの違いなどの特徴があるので、病院やクリニックでは、それらを利用した産み分けが一般的に行われています。
精子の特徴を利用した産み分け方法の一つが、hcg注射を用いたものです。
hcg注射は通常、不妊治療において、排卵障害がある場合や、排卵時間のコントロールで妊娠率を上げるために使われています。
hcg注射には、排卵をおこすために必要なLHサージ(黄体ホルモンの急激な分泌のこと)を促す作用があり、注射から約30～40時間後に排卵させることができます。
HCGの筋肉注射後、30～40時間で排卵が起こります。
参照元：英ウィメンズクリニック
産み分けに利用する際は、この排卵時間のコントロールの仕組みを利用して、性交や人工授精による受精のタイミングを合わせるようにします。
病院やクリニックでは、hcg注射によるタイミング指導や、膣内のＰＨ濃度を調節するなどの方法が併用されている場合が多いようです。
産み分けの成功確率は約80%
これらの産み分けを実践した場合に、希望の性別になる確率は80％近くまで上がるといわれています。
ただし、産み分け方法を実践したとしても、必ず希望通りの性別になるとは限りません。あくまで、確率を上げるという程度だということを知ったうえで行うことが大切です。
希望の性別にならなかった場合に、出産する意思のない人は行うべきではありません。
hcg注射の副作用を感じる場合は、他の方法で産み分けを
また不妊治療をしている人や高齢の人(男性側、女性側に限らず)は、そもそもの妊娠率を下げることになります。
男女産みわけはご主人の協力が必要になるほか、女の子を希望される場合はとくに妊娠率が低下します。そのため、次のようなかたにはおすすめしておりません。
● 初産である
● 40歳以上の高齢である
● 生理不順が著しい
● 不妊治療中である
● 授乳中である
● ご主人の理解が得られていない
● 希望しない性別の赤ちゃんを出産する意思がない参照元：産科婦人科佐川クリニック
妊娠が初めての人も、もし授かるまでに時間がかかった場合、不妊原因が特定しにくくなってしまうこともあります。不妊の原因がない夫婦であり、2人目以降の妊娠の場合で行われるのが一般的です。
hcg注射を使うと、高い確率で排卵を起こすことができますが、副作用などの影響が全くないというわけではありません。
産み分けでhcg注射を使用するときは、単体で使うことがほとんどなので、大きな副作用が出てしまうことはあまりありませんが、腹痛や嘔気、眠気などの症状が出る場合があります。
これはhcg注射が黄体ホルモンと同様の働きを持っていることに関係しています。
ホルモン剤は、人によっては、副作用を感じやすく体に合わないという場合もあります。そのような人は、hcg注射による産み分け法があまり適していない可能性があります。
hcg注射による産み分け、男の子希望の時はどうする？
男の子希望ならhcg注射を打った翌日、つまり排卵当日に性交や人工授精。
男の子となるＹ染色体精子は、Ｘ染色体精子と比べて、動きが早い、アルカリ性に強い、酸性に弱いといった特徴があります。
そしてＹ染色体精子の寿命は約1日と短いです。数はＸ染色体精子の約2倍といわれています。
普段、女性の膣内の環境は、子宮頸管粘液などによって酸性に保たれていますが、排卵日が近づくにつれて酸性度が弱まり、アルカリ性に近づく性質があります。
男の子希望なら排卵日当日にタイミングをあわせる
Ｙ染色体精子（男）が、卵子と受精するためには、膣内の酸性度の影響が低い「排卵日当日」に精子と卵子が出会うようにすることが大切です。
hcg注射を打つと、約24～36時間後に排卵がおきます。hcg注射を打った翌日、つまり排卵当日に性交や人工授精を行います。
Y精子に好環境な、頚管粘液がアルカリ性になっている排卵日当日に性交をします。
参照元：産科婦人科佐川クリニック
精子と卵子が出会い、受精する場所は、卵管膨大部と呼ばれる卵管が少し広がっているところです。
動きが早いＹ染色体精子（男）は、Ｘ染色体精子（女）よりも早く卵管膨大部にたどり着きます。
排卵日は膣内の酸性度も普段より弱まっているので、酸性に弱いという特徴の影響を受けにくい時期となっています。さらに、膣内のｐｈをコントロールするための産み分け用ゼリーを性交時に併用することもあります。
Ｙ染色体精子（男）のほうが数が多いので、できるだけ多くのＹ染色体精子（男）を排卵日当日に送り込むことで、受精に有利になり、男の子になる確率を上げることができます。
hcg注射による産み分け、女の子希望の時はどうする？
女の子希望ならhcg注射を打つ前日、つまり排卵の2日前に性交や人工授精。
女の子となるＸ染色体精子は、Ｙ染色体精子（男）と比べて動きが遅く、酸性に強く、アルカリ性に弱いといった特徴があります。
寿命はＹ染色体精子（男）よりも長く、2～3日です。数は少なく、Y染色体精子（男）の約1/2です。
Ｘ染色体精子（女）が卵子と受精するためには、排卵より前に、受精の場所である卵管膨大部に待機していることが大切です。
女の子希望なら排卵日の2日前にタイミングをあわせる
膣内の環境は、排卵日に向けて酸性度が弱くなっていきますが、排卵の約2日前はまだ酸性が強く保たれています。
そこで、hcg注射を打つ前日、つまり排卵の2日前に性交や人工授精を行います。
X精子に好環境な、頚管粘液が酸性になっている排卵日2日前に性交をします。
参照元：産科婦人科佐川クリニック
Ｘ染色体精子（女）は、Ｙ染色体精子（男）に比べて動きが遅いのですが、排卵日までは2日間猶予があるので、先に卵管膨大部までたどり着いていたＹ染色体精子（男）はそれまでに寿命を終えます。
残っている受精可能な精子は、数が少なかったとしてもＸ染色体精子（女）ということになるので、女の子になる確率を上げることができます。
子宮内膜が薄くて着床しにくかった私が一番重要視した葉酸
子宮内膜が薄い私でも厚くすることで妊娠できました！
多くの不妊治療の専門医達も子宮内膜を厚くするのに葉酸は重要だと言っていて、葉酸サプリを飲めば赤ちゃんの先天性異常のリスクが72%も軽減されることから、厚生労働省も妊活する人は積極的に飲むように勧告しているという事実、ご存知ですか？
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葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
葉酸は水に溶けやすく食事からでは吸収されにくのが弱点で、科学的に先天性異常の発症率を70%以上も低減が実証されているのは、食事ではなくサプリからのみ。だから、葉酸サプリを摂取するように国も強く勧告しているんです。
諸外国でも日本においても神経管閉鎖障害のリスク低減の観点からは、食事からの葉酸に加えて栄養補助食品からの葉酸を摂取するよう勧告されています。
食品からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から１日０．４ｍｇの葉酸を摂取すれば、神経管閉鎖障害の発症リスクが集団としてみた場合に低減が期待できる
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安心して飲めるサプリならいいですが、もしも適当に選んで飲んでいたサプリが無駄な添加物がギトギト、妊活中に必要な葉酸量が入っていない、製造工程がやばすぎる、とかだったら引きますよね、、、
特にコンビニとかで誰でも買える葉酸サプリは、妊活中は飲んでも無駄になるケースもあるので、葉酸サプリの選び方をしっかり知ることはとても重要です。
私も最初なんでもいいのかと思って、コンビニの安いやつを飲んでいたら全く意味がなくてがっくり。そこから真剣に葉酸について勉強してからは、何も知らなかった過去の私を本気で叱りたくなりました。
このときの経験を元に、葉酸サプリの選び方を分かりやすくまとめましたので、まだ飲んでいない人、飲んでいたけど適当に選んでいたかも、という人は参考になさって下さい。
hcg注射で妊娠できた私が大切にした葉酸サプリの選び方を公開しています。
